防犯カメラは、ハードディスクの方に録画したデータを保存しておく事ができます。パソコンのハードディスクの容量が増加しているように、防犯カメラのハードディスクも容量を増しています。しかし限界はありますので、何日も録画していれば容量がいっぱいになってしまいます。そして容量がいっぱいになってしまった場合には、それ以上の録画ができなくなってしまうか、古いデータから順に削除されることになります。長期間データを残しておきたいという方は、ハードディスクの容量についても考えたほうが良いでしょう。
単純に録画時間を伸ばすのならば、録画の設定を変えるのも有効です。具体的には、画質やフレームレートを落とせば録画時間を伸ばす事ができます。しかしその反面、録画の品質は落ちてしまいますので、肝心の映像が不鮮明になってしまうという欠点もあります。これを防ぐためには、さらに容量の大きいハードディスクを選択するか、モーションセンサー機能を利用して必要な場面だけ録画するのが有効です。
今後もハードディスクの容量は増していくと予想されますが、それでも容量の問題はしばらくはつきまとうことでしょう。肝心の映像が不鮮明だったり、消されていたりすれば防犯カメラを設置した意味がありません。カメラだけでなく、映像を保存するハードディスクについても真剣にお考えください。