人間の代わりに、常に目を光らせてくれる防犯カメラ。せっかく防犯カメラを設置するのなら、高性能な物を設置したいものですよね。そんな防犯カメラの中でも、赤外線付き防犯カメラは人気が高いです。その長所は、なんといっても「暗い場所でも鮮明に映る」という点に尽きます。しかし、赤外線付き防犯カメラにも弱点はありますので、それについてよく覚えておくようにしましょう。
まず、天敵ともいえるのが汚れです。常に設置されている防犯カメラには、汚れも蓄積しやすくなります。屋外に設置されている場合、そのペースも早くなります。そうしてカメラのレンズに汚れが付着したままになりますと、その汚れが赤外線で焼きつき、映像が白くボケてしまうのです。そのため定期的なお掃除が欠かせませんが、防犯カメラは高い場所に設置されていることも多いため、掃除の際は十分に注意しましょう。
そしてもう一つの注意点が、赤外線LEDの寿命です。多くの赤外線付き防犯カメラは、赤外線LEDの寿命が2~3年ほどで尽きてしまうといわれています。そうなってしまいますと、暗い場所では何も見えなくなってしまいます。対策としては、新しい赤外線付き防犯カメラを設置するか、高感度カメラと照明を設置することになります。暗い場所で力を発揮する赤外線付き防犯カメラですが、そのメンテナンスを忘れないようにして、きちんと機能するように維持しましょう。